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「低フォスファターゼ症」ってなぁに?

*** 御岳教 ***

 僕のおじいちゃんは、熱心な木曽の御岳の信者だ。毎朝毎夕神棚のローソクに火をつけて、線香をたいて手を合わせている。 おじいちゃんが若いころ、職場にいた同僚で大和さんていう人がいて、仕事をしながら御岳の行者の修行をしていたらしいんだ。おじいちゃんが定年後、その会社が景気後退で閉鎖されたのをきっかけに、大和さんていう人は、本格的に御岳の行者業に専念することになったとさ。

 毎年遠くから多くの人が大和さんを訪ねてくるらしい。御岳の行者は、長野県木曽郡の御岳山にて修行をするらしい。大和さんという方も位がかなり高いらしい。結構な悪霊はパワーがないと追い払えないそうだ。パワーがないと大和さん本人が命を落とすことがあるので、受けられない依頼もあるそうだ。

 先日、おもしろい話を聞いた。腰が痛い患者さんは整形外科に通うと思いますが、その先生が腰を患ってなかなか直らないそうだ。腰を患うのは先祖の霊のさわりや、他の悪霊による物が多いらしい。それを背負った患者が何人も来るので、整形外科の先生でパワーがない先生は縋られてしまうそうだ。

 パパは、家を建てるときも、毎年の方位避けも、おじいちゃん任せだったけど、さすがに今回はお医者さんから「1才まで生きる確率は50%」と聞いて、自ら大和さんに祈祷をお願いしていたとさ。

 ママは、毎朝子供達を起こす前に近くの墓地にある、6地蔵様に通いました。お米とお線香を挙げて毎日拝みました。休みの日には娘達も一緒に拝みに行ってくれました。それが1ヶ月続きました。外出許可が取れた日になるあきを連れて大和さんに拝んでもらいました。「この子の病気が治るように!」と。

 御岳の行者で位が高い方は数少ないらしい。

*** 蛇 ***

 なるあきが入院してまもなくの頃、朝の出勤前に我が家の外の流しに山かかし(蛇)がいるのを見つけました。我が家の回りは新興住宅街ですが、松林に囲まれた自然が沢山ある場所です。丁度前日常会で空き地の草刈りをしたためでしょう、その蛇は我が家の敷地に入って来たと思います。私はつい、草を刈った空き地の方へ逃がしてやろうと思って、子供の虫採り網を持ち、捕まえようとしました。でも蛇は流しの裏へと逃げていってしまいました。私は子供達がかまれないようにと、流し台をおろして蛇がでれるように会社へ出かけていきました。
 会社から帰ると、それを知らない長女が「パパ、今日学校から帰るとね、男の子達が道路でひかれている蛇を見つけたんだよ。だから、公園に穴を掘って埋めてあげたよ。」と言ったので、私は「しまった!」と思いました。姿は見てないのですが、たぶん朝の蛇でしょう。
 なるあきは蛇年生まれです。なるあきの病名とその生存率を知ったとき、その蛇のことを思い出すたびに悪い方へと考えてしまいました。私が捕まえようとして、蛇が怒ってなるあきを・・・。
 でも今はいい方に考えることにしました。この病気の過程に水頭症や狭頭症の外科手術を受けるケースがあります。幸いにもなるあきはその兆候は見られましたが、外科手術は受けることなく、その蛇は身代わりになってくれて、安らかに眠るように最後を迎えられたんだと・・・。

*** 気功 ***

 なるあきが亡くなる前日の夜、私が苦しそうななるあきの胸に手を当てて、気功のまねをしていました。何気なく看護婦さんに、「病院には気功士さんはいないのですかねぇ?」と聞くと、しばらくして整形の看護婦さんを連れてきてくださり、その看護婦さんが力のある気功士さんのパワーが入っているシールを個人的に持っていました。それを譲っていただきベットの4隅に貼って、2枚を服の上から胸の位置に貼ってあげました。

 すぐ、妻にそのことを電話で話すと、なんと妻からは「南無妙法蓮華経」を信仰している、知り合いの人が、「生き続けることができなくても、安らかに苦しまないで息を引き取ることができるように」と1晩拝んでくれるという話を聞きました。

 なるあきはその翌朝、苦しまず安らかに眠ることができました。気功士のパワーのシールを持っていた看護婦さんが夜勤でいたこと、同じ時間に妻の知人が拝んでくれたこと、これらも全て偶然の出来事でしょうか?

*** 夢 ***

 ママの親戚の人がなるあきが亡くなった2日後の新聞を見て、電話をくれました。ママが「はじめは内輪でやろうと思ったけど・・・」と話すと、その親戚のおばさんは「昔、家の隣で幼い子供が亡くなり、内輪で葬儀をあげたみたいだけど、その隣の赤ちゃんが翌日私の夢に出てきて私のおっぱいを吸いにきた。」と話しました。「やっぱり赤ちゃんでも皆に送ってもらいたかったんでしょう。皆で送ってやるのがいいよ。」と言ってくれました。